聖日礼拝説教要旨‘26.2.8
説 教 題:「6つの封印が解かれる」 井上義実師
黙示録の預言③
聖書箇所:ヨハネ黙示録6:1~2
6:1 また私は、子羊が七つの封印の一つを解くのを見た。そして、四つの生き物の一つが、雷のような声で「来なさい」と言うのを聞いた。
6:2 私は見た。すると見よ、白い馬がいた。それに乗っている者は弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上にさらに勝利を得るために出て行った。
6:1 また私は、子羊が七つの封印の一つを解くのを見た。そして、四つの生き物の一つが、雷のような声で「来なさい」と言うのを聞いた。
6:2 私は見た。すると見よ、白い馬がいた。それに乗っている者は弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上にさらに勝利を得るために出て行った。
年間の説教のテーマの一つが「御国が近づいている」。この時代に神様を見上げ、終末を受け止めていく必要から始めた。このテーマでヨハネの黙示録を開くように導かれた。黙示録を語ることにためらいはあったが、後回しにはできないという、今語るべき迫りを感じた。黙示録の1章は序論・プロローグ、2章と3章はアジアの7つの教会への手紙、過去の教会・現在の教会に宛てられている。4章から未来について、やがて起こることが記されている。過去・現在は割愛して、未来についての4章から1章ずつ開いて、今回で3回目になる。
Ⅰ.天上から地上へ
4・5章でヨハネは天上の幻として神様の栄光、子羊の姿のイエス様への天上の礼拝を見た。素晴らしい光景がそこにあった。今日の6章から天上と関りながら、地上への裁きが出てくる。5章に神様が持たれた7つの封印で閉じられている巻物が出てくる。誰もこの封印を解くことができなかったが、子羊であるイエス様がその封印を解かれるのが6章になる。いよいよ、ここから地上での災いが始まっていく。これらが起こらなければ勝利、完成、栄光はない。ショートカットも倍速もない、その過程を経ていくしかない。マタイ24章でイエス様は世の終わりのしるしを話された。信仰者に耐え忍ぶこと、学び知ること、目を覚まし用心することを求めておられる。
Ⅱ.第一の封印から第四の封印へ
終末に起こって行くことがらは神様の巻物に定められており、啓示を開いて行くのは子羊であるイエス様である。イエス様が第一の封印を解くと、白い馬が出現し騎手は弓を持ち、冠をかぶり勝利が与えられていた。白は崇高さ、偉大さ、聖さを表している。第二の封印が解かれると、赤い馬が出現し騎手は大きな剣を持ち、平和を奪い、憎しみ合い、殺し合いをもたらした。赤は流される血を表す。第三の封印が解かれると、黒い馬が出現し騎手は秤を持っていた。この秤は産物を計るが、ききんが起こることを表している。第四の封印が解かれると、青ざめた馬が出現し騎手は死と呼ばれる。争い合い、ききん、疫病によって地上の4分の1が死に渡されてしまう。四番目の災いはエゼキエル14:21と関連し、エゼキエルはイスラエルの民の悔い改めのために語る。これらの災いは裁き以上に悔い改めを求める神様の使信である。
Ⅲ.第五の封印から第六の封印へ
最初の4つの封印による地上の災いは刑罰以上に悔い改め、神様に立ち返れという警告であった。第五の封印は天上の別の光景になる。歴代の殉教者の魂が祭壇の下に集められていた。自分の命を神様にささげた多くの殉教者が共にあった。神様の義が地上になされ、悪が滅ぼされることを願った。彼らには白い衣が与えられた。白い衣を身にまとった民が子羊であるイエス様を礼拝する(7:9)。この世の悪によって殺された殉教者は一人として忘れられず、天上でイエス様への礼拝に与る。
第六の封印が解かれると光景は地上に戻り災いが起こる。地震が起こり、太陽・月の色が変わり、天の星が地に落ち、天は巻き上げられ、山と島は移された。考えられない天変地異が起こり、王たち、高官たち、軍人、金持ち、力ある者たち、権力者や指導者たちが恐れおののいて身を隠す。人の上に立って権威を振るった者たちが全く顔色を失ってしまう。
第五の封印が解かれて殉教者が姿を表す。この世から打ち捨てられたような最後だっただろう。第六の封印が解かれて世の権力者たちが震え上がる。この世を我が物顔にした者たちの末路である。義なる神様の審判の確かを覚え、神様は御名による苦しみを受けたなら必ず報いてくださる。
黙示録の災いをこの世は怯え、恐れる。私たちは同じ苦しみに出会うが、その意味を知っている。神様によって、やがて来る勝利、栄光、完成を仰いでその日を待ち望むことができる。
