聖 書:雅歌8章5節(前半)
 「自分の愛する者によりかかって、荒野から上って来る者はだれですか。」
◎ 人は愛なしには生きられません。
 「自分の愛する者に」 あなたは、いま誰に愛されていますか?また、誰を愛していますか?愛の無い人生は、孤独でやるせないものです。ですから、人生は本当の愛を捜す旅人のようなものです。しかし、人間の愛には限界があります。どんなに愛していても、裏切られたり、別離の時が来るのです。決して消えない、裏切らない、条件なしの愛が必要なのです。
◎ 寄りかかる人生
 「よりかかって」 愛と信頼が無ければ寄りかかれません。また、そばに居てくれなくては寄りかかれません。24時間、いつもそばに居てくれる人が必要なのです。また、寄りかかるということは、自分の弱さを認めた人の姿です。
◎ 荒野の人生
 「荒野から」 人生は荒野です。荒野とは、道の見えない世界です。振り返れば、過ぎこしてきた道は見えるかもしれません。しかし、一寸先は闇なのです。道を示してくれる道先案内人が人生には必要なのです。荒野とは、死の世界です。決して消える事のない永遠の命が必要なのです。
◎ 上り行く人生
 「上って来る者はだれですか」 多くの人は、下り行く人生を歩んでいます。しかし、イエス様に寄りすが
るとき、あなたの人生は、天国への上り行く人生に変えられるのです。イエス様の十字架の愛と赦しによって、平安を得て、「私は道です」と言われた方に寄りかかる人生は、明日が分からなくても、心は平安に満ちるのです。